1991年10月27日 Sun

九州

北九州プリンスホテル→北九州市立美術館→中央図書館→福岡国際会議場

北九州市立美術館
設計 磯崎アトリエ
施工 清水・川口工務店・福士組JV
福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷21-1
竣工 1974/10・1986/11 

私が学生だったころ・・・建築雑誌で見たときに、「卒業設計が現実に建ったような・・・」と感じてしまったのは、失礼ですよね。卒業設計云々というのは、設計が幼稚という意味では当然違っていて・・・頭の片隅に『こういうことをやってみたいな』というのがみんなあると思うのです。実際は、それを現実に具体化できないまま、殆ど自分でも気付かないままでいる。・・・それを、具体化してみせるような力が、磯崎氏の建築に感じます。それが、フォルムであったり、シーンであったりするわけですが、そういう意味での刺激を楽しく感じることができました。

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全景


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腰壁と金属の手摺の踊場部分での納まりが一番良かった


北九州国際会議場
設計 磯崎新
施工 鹿島・奥村他JV
福岡県北九州市小倉北区浅野3-9-30
竣工 1990/01

日本人離れしてしまったのか、誰が設計したか即答できないデザインです。見学を予約してあったので、国際会議室やホールまで見せていただくことができました。建物の名称では近寄りがたい感じがするけれど使用料も素人が思うより安い感じでリーズナブルな印象です。 
波形にうねって照明がちかちか点在しているような天井は、いいかんじなのですが、天井自体の仕上はなんでしょう ? モルタルの薄塗りを掛けたように見えてしまうのですが・・・ ? いい空間で好きなのですが、使用されていないがらんとした状態を見るのは寂しいものですね。
事務室やトイレのドアの竪框が細く格好良かったなぁ。上下の框は見付80mmなのですが、竪はなんと40mmしかないのです。中で補強しているんだろうけど・・・。

国際会議室の両開きのドアの押棒間の寸法が小さいのでカッコはいいんだけど・・・防音のためにドア厚があるんだけど、そのために片側だけ開こうとすると、もう一方のドアに手が擦れてしまう。


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会議室棟。外壁のタイルは赤い方が296角・黄色いのが96角。


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エントランス


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イベントホール