2010年11月17日 Wed

ジャガイモの芽

IMG_5348.jpg

前回10/26に芽を欠いてから一ヶ月も経っていないのに、また芽が出てる


IMG_5350.jpg

気付いたときにやっておかないと・・・


ジャガイモの芽が出ないようにする方法はないものか・・・と調べてみた。
結局、個人ではどうしようもないってことらしい。
  • 低温で保存
ポテトニュースジャパン・・・からの抜粋
ジャガイモは普通3℃くらいの低温で貯蔵すると3年たっても芽が出ない。従って、ジャガイモを長く保存するには低い温度で貯蔵するのが最も有効な方法である。ところが低い温度でジャガイモを貯蔵すると酵素の働きで澱粉が糖に変化していく。年を越した北海道産ジャガイモが甘いのは貯蔵が進んで澱粉から変化した糖がジャガイモに蓄積した結果である。
  • 除草剤で発芽抑制
ジャガイモ加工会社はできるだけ糖が蓄積しにくい貯蔵方法を採用している。それは高い温度で貯蔵することである。9℃くらいの高い温度でジャガイモを貯蔵すると澱粉の糖への変化は非常に遅くなり、長い期間色揚がりの美しいジャガイモ加工品の製造に適した状態に保つことができる。ところが、一つ問題がある。それは、5℃以上の温度でジャガイモを貯蔵すると芽が伸びることである。ジャガイモの芽が伸び始めると塊茎は芽にエネルギーを取られてしぼみ始めてみるみる重量が減っていく。伸びた芽も製品にはならないので原料の損失が非常に大きくなり、経済的に見合わなくなる。そこで、欧米ではこのクロロプロファムなどの薬品を使用してジャガイモの芽が伸びない状態にして、高い温度で貯蔵を続けて、秋に収穫したジャガイモを一年中使用できる状態に保っている。一方日本ではこの発芽防止剤が使えないので、日本の加工会社が努力しても秋に収穫した原料が使用できるのはせいぜい5月くらいまでである。このことは日本のジャガイモ加工会社にとっては大きなハンデである。日本ではこのクロロプロファムはもともと除草剤として登録されている農薬であり、その昔残留基準値は0.05ppmであった。現在の残留基準値は50ppmである。アメリカからの外圧によって1995年に残留基準値が1000倍に引き上げられた。

・参考-01
クロロプロファムは欧米だけで使われているのかと思ったら・・・
じゃが芋の収穫に除草剤・・・からの抜粋
日本ではクロルIPCという商品名で売られています。豆類やトウモロコシ、玉ねぎなど数多くの栽培に使える除草剤ですが、じゃが芋には使用登録がないのでつかえません。北海道などではじゃが芋は、玉ねぎやトウモロコシなどとローテイションをくんで輪作されています。ですから、農家は持っていておかしくないのです。

・参考-02
国産でもほとんどの野菜にクロロプロファムを撒いているんだ・・・
クロロIPC(日産化学工業株式会社)カタログ・・・からの抜粋
気温が20℃以下の時期に強い殺草力を発揮するので、水田裏作、冬畑作に好適な除草剤です。冬畑作に多いスズメノテッポウ・ハコベ・タデ類などの雑草に効果を示します。スズメノカタビラ・ハコベなどの冬季雑草に効果を示します。適用作物・・・人参・レタス・ハクサイ・インゲン・ホウレンソウ・トウモロコシ・タマネギ・ゴボウ・アスパラガス・キャベツ・麦類・あずき・ソラマメ・いちご・ダイズ
  • 放射線による発芽抑制
ジャガイモに放射線を照射して発芽を抑制する認可をうけているのは北海道の士幌町農業協同組合の施設だけらしい。

放射線照射による人為的な遺伝子操作をどう考える?・・・からの抜粋
ガンマ線を照射したジャガイモの容器・包装には、「ガンマ線照射済」の表示が義務づけられていますが、スーパーなどで箱から出されて小分けバラ売りされる場合や、総菜、レストランなどのメニューの一部、加工食品原料として使われる場合には表示義務がありませんので、消費者には放射線照射食品であることがわかりません。放射線を照射され保存されたジャガイモ(バレイショ)は、国内産バレイショの端境期(3月下旬〜5月初旬)に出荷されています。ピーク時には年間およそ2万トンが出荷されましたが、近年では表示の強化や消費者の放射線照射に対する拒否反応の影響もあって需要が減少し、年間およそ5000トン程度が出荷されているようです。
  • 簡易的な方法
リンゴと保存する検索すると専門家ではない人のブログによく書いてある

wikipedia(ジャガイモ)・・・からの抜粋
暗冷所にリンゴと一緒にして保存すると発芽しにくくなるといわれてきた。これには異論も多く、効果がないという報告も多かった。近年、欧米での研究によりリンゴなどから発生するエチレンガスがジャガイモの芽の伸びを抑制する効果を持つことが明らかにされた。しかし、リンゴとの共存によるエチレンガスの濃度のコントロールは非常に困難で、エチレンガスの濃度や保存期間が充分でないと、逆に芽の伸びを助長することも立証されている。 ジャガイモは通常5℃以下の冷暗所で保存するといつまでも芽は伸びないので、そのような場所で保存することが最も重要である。但し、一度高温にさらして芽が伸び始めたものは長い期間の保存には適さないので、もともと芽が伸びていないジャガイモを選ぶことがこつである。リンゴと一緒に保存する方法については、濃度や時間・温度のコントロールが困難で失敗の確率が高く、勧められない。

ジャガイモ博物館・・・からの抜粋
萌芽を抑制することもあるが、ジャガイモと一緒にリンゴを置いて萌芽を抑制する方法は、おすすめできません。それは、エチレン濃度を間違うと逆効果があり、リンゴが高価なのでジャガイモを早めに使い切るほうがよく、また、ジャガイモ塊茎自身に休眠があり、一定の期間はエチレンなど必要としないものなのです。つまり「男爵薯」に早くからリンゴを使っても全く効果がでません。さらに、冷蔵庫では、外の野菜や果物も入っていますので、それらの老化をかえって早めてしまいます。だからと言って密閉すると、ジャガイモ自体の呼吸の妨げとなり、別の生理障害を引き起こすこともあります。
  • まとめ
    低温保存されたものは芽が出ていないが、買ってきて置いておけば芽が出る。放射線で発芽抑制したジャガイモが嫌なときは北海道産は避ける。しかし、加工食品として出回っているものは区別が付かない。外国産の芋は加工品でしか輸入されていないが、クロロプロファムを散布されている率が高い。外国産のフレンチポテトやポテトフライの皮のついたのは避ける。とはいえ、国産でも他の野菜の栽培前や栽培中にクロロプロファムは撒かれているわけだから神経質になってもしようがないのかもしれない。保存中に芽が出るのは正常で安心できるということらしい。安心できる芽が出ない保存方法は確立されていないようだ。