2008年05月15日 Thu

「金沢市内の住宅」

現場 15:00-16:00

晴れ
手直し工事

電気工事 錦陽電気工事 森・石井 2人
シーリング工事 境川コーキング 境川夫妻 2人
エアコン工事 システムサービス 室谷 1人
現場員 川端

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玄関を入った正面の窓

隣家の棗(なつめ)の樹による影絵

透明ガラスにして借景をいただくには隣家からの視線が気になる。
加えてそれほど美しくない景色の場合、光と影だけをもらうと
『時間』を感じることのできる窓になる。

ま、そういう移り変わりに気付く感性がないと意味はないのだが。

こういうのを見て『計算?』と聞かれることがある。
「当然です」とこたえるか、 「いやぁ、偶然ですよ」と返すかいつも悩む。
前者は嫌味な感じだし、後者は信じられても困る。

設計前に敷地に立ち、樹の影が地面に落ちているのを見ているから計算
なのだが、ホントのところは『うまくいけばラッキー、ダメだったら黙っ
ておこう』って感じ。計算はするのだが、太陽の動きは一定していないの
で『まぁまぁ』の効果であれば成功である。うまくいったのを確認して
からでないと人には言わない。

例えば・・・ 『押水の住宅』の庇の出による直射日光のコントロールとか
『螢屋』の女子トイレのガラス屋根に雨が流れたときの視覚効果と
か・・・は、うまくいった。

今回はシメシメの部類だな。大きな樹の影が窓一杯に映ることで、硝子の
向こうにかなりの空間がひろがっているように感じる。


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玄関ドアの竪枠

竪枠の下端は床面より10mmあげてシール。
床に飲み込むと、竪枠の小口から水を吸うので下端は上げておく。
シールが切れても隙間をとっておけば水を吸わないので汚れたり
腐ったりしないですむ。
竪枠は米ヒバ、建具は米杉、内部壁はわら聚楽、巾木と床は花崗岩


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流し台の水栓

根元は温度調整(普段は触らない)
手元で水を出したり止めたり
水栓の根元が水でビショビショにならないのがいい