06:00-16:00
・直江津港中央埠頭へ
・富山港伏木地区万葉3号岸壁へ
立山連峰は墨絵みたいに濃淡の世界
DDG-175護衛艦「みょうこう」全長161m・全幅21m・基準時排水量7,250t・乗員300名・1996/03/14就役。4月に舞鶴港で見た時は岸壁側がDDG-177「あたご」で向こう側が「みょうこう」だった。「あたご」の乗艦タラップからの入り口と同じかと思っていたけど違うんだ・・・。「あたご」みたいな
入り方が好きなんですけど。
両開きの親子扉から艦内へ入っていく
こちらは子扉側
配管がのたくってる。プラントみたい感じ。
艦橋内部にも入れた。艦首に向かって左側の赤い椅子が「司令」席。現在は第3護衛隊群司令の海将補眞鍋浩司氏が座る椅子。
艦首に向かって右の赤い席が「艦長」席。現在は1等海佐夏井隆氏が座る席。
すごく急勾配な階段には蓋の様なハッチがつく。毎日こんな急な階段を使っていたら足腰が強くなるわ。
艦内通路は結構狭いぞ
通路の扉はがっしりしている。つまずかない様に気をつけないと転ぶ。
通路には消火栓がすごく多い
乗員の部屋
艦長の部屋
冷水機があった。この「イージスの水」は海水からつくられているそうな。
散髪も艦内で!
理髪室には待合用のソファーもあった
通路の壁には担架や消火ホースなどが整理されて取り付けられている
通路にあった沢山の箒やバケツ。艦内は塵一つ無くすごく綺麗だった
操縦室のパネル
操縦室で説明を聞く
VLS(垂直発射装置)。ミサイル発射装置。艦首側29セル。
VLSはスタンダードミサイル(艦対空ミサイル)とアスロックミサイル(対潜ミサイル)の発射装置。
左の白いのがファランクス、右の4m×4mの8角形がフェイズドアレイレーダーのSPY-1Dレーダー(Dは小型化されたもの)、右下の何本かの筒状のものがチャフロケットランチャー。
高性能20mm機関砲(ファランクスPhalanx Block1B Mk15 Mod25)。銃身が6本セットになったバルカン砲で毎分4,500発撃つらしい。敵の撃った対艦ミサイルからの防御用。Block1Bは砲身が長くなって1,981mm。赤外線センサー(右上のレンズみたいヤツ)など改良されたもの。20mm弾の装填は人がやるらしい。自動だと思っていた。近くの自衛官に質問したら殆どのことに答えてくださる。みなさん、挨拶は丁寧だし本当に気持ちのいい応対をしてくださる。
チャフロケットランチャーMK36。アルミ箔やワイヤーなどで飛来するミサイルの誘導装置を欺瞞するらしい。
54口径127mm単装速射砲1門(イタリア製オート・メラーラ社)。1分間に40発撃つ。射程は24km。
錨の巻き上げ機。左右対称じゃないんだ。
不審船などに立ち入る立入検査隊の防弾チョッキを試着中の青少年
第12代艦長夏井隆氏と一緒に撮ってもらった
水上発射管HOS-302。潜水艦を攻撃する魚雷発射装置。「ひゅうが」以降の護衛艦では最新型のHOS-303とのこと。
横べーション
魚雷発射口側
艦中央部のハープーンミサイル(艦対艦)キャニスター。射程は100km以上。
キャニスターは3連装が左右に2基設けられている
艦尾側のVLSは61セル。ミサイルを撃ってしまったら・・・補給艦から受け取ったミサイルをこの中のクレーンでセットするとのこと。
艦尾からの見返り
整理された係留ロープが美しい
至る所に浮き輪が掛けられている
艦尾から艦首方向を見る
「みょうこう」のお尻。海面下に6.6mあるんだ。
艦中央部
艦首。見学者の列がすごかった。朝早く来てよかった。
次は伏木港へ行くから小杉ICまで戻る
補給艦「おうみ」の艦首。港の巨大な機械で艦首を撮影できない。もう少し後ろに停泊してくれたらよかったのに。
艦番号はAOE-426。「ましゅう」型の2番艦。全長221m・全幅27m・基準排水量13,500t・満載時の排水量25,000t・乗員145名・2005/03/03就役。基本は04/26に見た「ましゅう」と同じ。食料・弾薬・ミサイル・水・燃料の軽油・航空燃料を補給するのが役目だが病院船として高度な医療能力を備えていて入院設備もあるとのこと。武装は無し。
艦首方向
艦尾方向
「おうみ」のお尻
水面の下に8.5m
食料保管庫。どっちかが冷蔵庫でもう一方が冷凍庫。
通路はフォークリフトが通るので広い。通路の真ん中の溝が見学のためにふさがれていた。その溝に沿って動く専用のフォークリフトがあって船が揺れても安全に走行できる様になっているらしい。
船の燃料の軽油・航空燃料・水を補給する管
太いのが軽油用の管。その右が水。その右が航空燃料・・・と順番が決まっているそうだ。色分けもすればいいのにと思うのだが。
艦橋・・・壁だね
完了の見返り・・・艦首方向。両脇にデリックポスト。
浮き輪や消火栓はとっても大切ってわかる
艦尾
艦尾から艦首側の格納庫を見る。艦尾は大型ヘリが着艦できる広さ。
格納庫の内部。天井にホイストも設けられていた。
医療区画