08:20-14:50
くもり
現場
床付け面の確認と地盤改良配合試験用土採取立ち会い
日本海コンクリート工業株式会社 中 崇氏
アキュテック株式会社 杉本英輝氏
なんか黒部方向に黒い雲が・・・。有磯海PAからしばらく雨になった。
車庫の解体中。
塀を解体したら隣家の外壁が・・・。コンクリートの被りがなくて鉄筋が露出して錆びている。放っておくとどんどん外壁が剥離してくるのでお隣さんに報告しに行った。こちらの新しい塀が建つと補修できなくなるのでそれまでにやった方がいいと思いますよと伝えた。補修の見積書を出してほしいとのことだった。鉄筋の錆び落としと樹脂モルタル塗り、塀に隠れるサッシュのシールやりかえと隅角部のクラックをV目地にしてシール打ちの見積を日本海建興に出してもらう。
医院部分の床付け面を確認するため掘ってもらう。
床付け面は埋め戻し土と色が違う。GL-1200で床付け面を確認。真ん中辺りのGL-600の土を採取して配合試験をしてもらう。医院の設計図ではGL-1700が床付け面になっていた。今回もそのレベルを床付け面として設計した。でも解体してみると医院の床付け面はGL-1100くらいだった。設計図と全然違うじゃん。現場で変更したのなら図面くらいなおしておいてほしいわ。基礎のレベルが変わるって大変な変更なんだから・・・。でもあの建物の出来だと納得できる。雑だもん。松□建設。
住宅の中央辺りも掘って床付け面を確認する。
ユンボの爪で床付け面を荒らしたくないので最後の10cmくらいはスコップで掘りながら自分で確認する。青いスプレーの上側がGL。下側がGL-600。床付け面は医院と同じでGL-1200だった。この部分は増築部分だったところなので埋戻しの時期が医院とは違っている。土の色も種類も違っていた。医院部分で採取した土とここで採取した土で配合試験をして強度の低い方の土で配合量を決める。
配合試験用土の採取(アキュテック杉本氏)
CB塀を解体するため隣地側からサンダーでCBと基礎を分離中。プランターの植物にコンクリート粉が掛かって・・・だめじゃん。工事ストップしてちゃんと養生しようよ。オレが育てている野菜にこんなことされたら怒り狂うぞ。
そうそう。最初からちゃんと養生してよ。隣家への気遣いはどれだけやっても余ることはないんだから。
住宅の角に桂の樹が・・・。ぎりぎりなので縄張りをして確認した。この部分には軽量鉄骨造の倉庫が建っていた。あわよくばその基礎のためにこちら側には根が伸びていないかも・・・と期待していた。掘ってみると倉庫の基礎が浅かったので根は住宅側にものびていた。庇の出るGL+6000で幹の位置を測量してもらった。通り芯から軒の出が910で設計してあるが、桂の幹まで765だった。施工するゆとりを考えると200mm軒の出を縮めないとまずい。地盤改良のアルカリ分が根に作用する影響、住宅部分に入ってきている根を伐る影響、新しい家の軒の出をつめる影響・・・を考えて建て主と相談した結果伐ることになった。ごめんね。隣家から落ち葉が落ちて困るとの要望で何本かの樹を伐る上にまたもう一本伐ることになった。ホントにごめんね。
日本海建興からの日報
天候 晴れ 22℃
本日の作業
・現場管理
日本海建興 魚谷利彦・水口拓也
・既存建物基礎・浄化槽解体、解体材搬出
岡本斫工業 沢田岳志・中川充也
森崎 牧野肇・大野修
長谷川解体 長谷川翼・斉藤大己
・構内道路鉄板搬入
米原商事 堀田・前辻
・地盤改良配合試験試体採取、地盤面確認
長村氏
日本海コンクリート工業 中 崇
アキュテック 杉本英輝
・危険物貯蔵所廃止届出書の提出
黒部消防署 金澤良浩
平成24年10月13日(土)の予定
・解体材搬出
・構内道路鉄板敷き、樹木撤去準備
床付け面の確認中
配合試験用土の採取中
現場打ちの浄化槽の解体中
(撮影/日本海建興)