2011年02月22日 Tue

三春の街

三春町歴史民俗資料館を見てから、ぶらぶら街をみながら三春駅まで歩いた。
三春16:07→JR磐越東線→16:19郡山16:33→Maxやまびこ146号→17:30大宮17:38→Maxとき337号→18:30越後湯沢18:38→はくたか22号→21:23金沢

三春の中心部の街は「古きよき」って感じは無い。街作りで有名なようだが・・・もっと古いものを残せなかったんだろうかねぇ。道路と歩道を整備したら結局こうなるのか。この下の写真は道路から一歩入っているから運良く残ったようで。

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古い、いい感じの家と土造。中心部ではこれくらいか目を引いたのは。


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朽ちる寸前・・・というか朽ち始めている土造。


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こういうの僕は大好物だ。


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ホテル八文字屋で三春の名物だという「三角油揚げ」のほうろく焼を食べた

三春町歴史民俗資料館

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入館券 300円


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三春町役場の左隣の急な坂を上っていくと「しだれ桜」越しに建物が見える


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入り口をちょっと通り過ぎて横べーションを眺めにいく


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壁のタイルの色は三春に多かった土造の粗壁の色に合わせてあるとのこと


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エントランスの庇


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庇の樋の先端のディテール


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エントランス。もともとは土足の設計だったんだろう。段で靴を脱ぐって・・・。


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階段をのぼった二階が展示室


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階段と幅木と壁。壁は骨材入りのモルタル小叩き。


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階段の上の照明器具


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二階の展示室(展示物は撮影しない。建物だけと許可をもらった)


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一番奥の展示室はスロープで一段上がる


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奥の展示室から入り口方向を見る


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柱脚のディテール


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休憩室。屋根の谷の形がそのまま現れる。


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展示室から。建物をつくったあとで元の尾根を再現している。

お墓参り

福島10:58→東北本線→11:49郡山12:25→バスターミナル6番から舞木経由三春行バス720円→13:00三春大町

郡山から三春まではJRもあるのだが、いずれも本数が少ない。「行き」は福島交通のバス(720円)で、「帰り」はJRの磐越東線(230円)を使った。

お寺の名前は坂田クンに教えてもらった。ネットで検索すると場所も電話番号も曹洞宗だということもわかった。どんだけ便利な時代なんだ今は・・・。「お寺の奥様がよく電話番号までわかったわねぇ」と感心されていたが、それはネットのおかげです。行くだけ行って『大高さんのお墓は他のお寺だった』ってことにならないように先に電話して「ありますよね?」って確認しておいた。周りには由緒あるお寺がいっぱいあって間違えていたらとんでもないことになるところだった。けど、坂田クンよ、ちゃんと合っていたよ。




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龍穏院のパンフレット表(クリックすると大きく表示されます)


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龍穏院のパンフレット裏(クリックすると大きく表示されます)


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アプローチ


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階段を上ると広い境内に出る


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禅宗らしく「火頭窓」がつく


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住職の奥様に案内してもらった。本堂の左横の坂を上がっていく。


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坂から蹴上げの低い階段になったら3段目を右に曲がる


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階段を右に曲がったところ。一番奥が大高家の墓所


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アプローチすると右側に向いてお墓が立ってる


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お墓は本堂の屋根を向いている。死んでも大屋根が好きなんだなぁ大高さんは・・・。


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お墓参りセット。大高さんの最後の作品の「まほら」の近くの「花のよこやま」で仏花をふたつ(500円×2)買う。金沢から持ってきた・・・ろうそく・線香・マッチ・数珠・お布施(以前に電話したとき、昨日と今日は住職が出かけられていると聞いていたので、お寺に戻られたらお経を詠んでもらうようお願いするため)。浄土真宗ではお経のお礼は「御法礼」と書くが「曹洞宗」の場合がわからなかったので、うちの近所の久昌寺さんに教えてもらった。


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お墓の周りにはまだ雪が残っていた。後ろは以前のお墓。このお墓は昭和59年10月に大高氏が建てたようだ。「大典院建隆亮清居士」平成22年8月20日行年87才。


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お墓のエレベーション。山の中腹に立っていた。

どのお墓も花立てにくたびれて腐った花の残骸がそのままになっていた。大高さんのお墓も同じ。しかたなくぐちゃぐちゃのそれらを敷地の隅に置いておいたのだが・・・。お寺さんってそういう片付けってしないのか?金沢ではそういうの見たこと無いけど。右側の花立てが石の台座からとれていた。しなびた花が入っていた手桶を周りの雪で綺麗にして花をさしたがちょっと悲しかった。次に行く人は石とステンレスを接着するボンドを持って行ってほしい。大高さんのお墓の改修をよろしくっ!

大高さんが昨年に亡くなって今年の01/10に東京の港区芝にある建築会館で「大高正人さんを偲ぶ会」というのがあったらしい。出席していないので「らしい」としか書けない。受け取った案内状を見ると発起人代表に建築界のえらいさんの名前が6名。発起人になんと40名の名前が並んでいた。世話人代表に大高事務所OBの名前が一人。世話人に大高事務所OBが5人。・・・うーん。どうなんだろこれ。政治的すぎるなぁというのか感想。大高さんって大々的なことは嫌う人だったと聞いているしすごく違和感があった。その上、大高さんの業績をまとめた冊子と建物を地図にプロットしたものを配る。会費が足りないので当日元所員の寄付をつのる・・・みたいな葉書が届いた。

「親孝行したいときに親はなし、石に布団は着せられず」・・・という言葉がある。大高さんが設計のなんたるかを教えてくれた、この職業を教えてくれた親のような存在だったとする。その人に対しての親孝行って何か? 仕事をばりばりこなしていい建物をたくさんつくるのも大高さんに対する親孝行の一つだと思う。僕は金沢に帰ってから大高さんに恥をかかせることのないように、ひとつひとつ時間をかけ建て主のことだけを考えて建築をつくってきた。それが完成したら上京して大高さんに見てもらってきた。

「大高さんは誉めないから・・・」という人がいる。能力のある人がその知識や価値観で対等に見ていたとしたら、なかなか誉めることはないよね。あたかも相手が幼稚園児か小学生のように上から目線で見ているのなら「よくやったね」とおだてるのかもしれない。大高さんは対等に見るからなかなか誉めてくれない。それよりも誉めてくれるようないいものを我々が見せていないからにつきるのだと思う。大高さんに見せた最後になってしまったのは「木質複合構造」だった。この考え方と実験のデータなどをまとめたものを説明したときに、初めて誉められた。「最近の若い人は材料を研究してデータをとりながら作っていくことを面倒くさがって、カッコがどうのこうのという話ばかりだけど基礎を大切にしているのがとてもいい。よくやった」・・・と。

つくった建築(大高さんにすれば拙くても)を見てもらいに上京していたことや最後に喜んでもらえたことは「いい親孝行」だったと思っている。葬式に出たり(大高さんの場合は家族だけの葬式だったので出席できなかった)、偲ぶ会に出たり、墓参りをしたりというのはある意味「自己満足」なのだ。自分でそれが「自己満足」だとわかっていればいい。OBの年寄り連中よ、いい歳して「大高さんは誉めないから」なんて言っていないで、大高さんが生きているうちに会いに行って「こういうものを作っている」と夢いっぱい語って、「きみ、それはね・・・」と返り討ちにあえばよかったじゃないか。今更、人をいっぱい集めて大高事務所の分を超える盛大な会をしたからって大高さんは喜ばないぞ・・・と僕は思うのだ。親孝行しなかったことを悔いるなら一人静かに悔いてくれ。

そういうわけで自己満足であるお墓参りをしてきて・・・とっても満足。
大高さんが亡くなったことは悲しいし残念だ。
でも、生前にちゃんと大高さんとのつながりは保てたので悔いは無い。

福島県立美術館

前回「福島県立美術館」へ行ったのは1999/06/05だった。10年以上前なんだ・・・。そういえば、あのときは先代のユーノスロードスターで山形経由で建築巡りをしたんだった。そのとき屋根の塗替工事をしていたような記憶がある。

福島→美術館図書館前 140円 09:15→福島交通飯坂線・飯坂温泉行→09:19
美術館図書館前→福島
 140円(無人駅なので電車に乗ってから切符を買う) 10:49→福島交通飯坂線・福島行→10:53

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パンフレット表(クリックすると大きく表示されます)


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パンフレット裏(クリックすると大きく表示されます)


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二瓶さんが支払ってくださった。ワイエスを260円で見られるのは幸せだ。


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福島県立美術館のアプローチからの全景


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美術館エントランス


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エントランスの横べーション


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エントランスの「エラ」見上げ


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外壁の足元の幅木と犬走り


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外壁のタイルは型枠への先付けなのでセパ孔とタイルを釘で留めた孔が見える


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美術館の裏側の住宅地からの通り抜けのための地下道が用意されている


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地下道の住宅地側の出口


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エントランスを入って見返り


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なんてこったい! スタジオジブリ展の設営作業のためにエントランスホールが・・・


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二階へのスロープ


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スロープの折り返し部分


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手摺壁と笠木のディテール


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二階からスロープを見下ろす


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ワイエスのある展示室を出たところにある休憩スペースで二瓶夫妻


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中庭(二階レベル)


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売店・図書コーナー