パソコンでファイルを削除すると、そのデータを消すわけではない。それでデータの復旧は可能なのだ。例えば・・・家と住所に置き換えて説明する。家自体がデータに相当する。その家の建っている住所がハードディスクの最初に書かれている。つまり家と住所は別々の場所にあるわけ。ファイルを削除すると住所の最初の文字が消される。例えば住所が金沢市堀川町24-2だとする。ファイルをゴミ箱に入れて消すと、住所は『×沢市堀川町24-2』となって家がどこに建っているのか分からない状態になる。家(データ)そのものを壊して更地にするわけではなく、単に住所の一部を読めなくしただけ。その住所の一文字さえ元に戻せばファイルは読めるようになる。ファイルの削除もフォーマットもだいたい似た感じ。

『データ復旧R for NTFS Ver.0.12』
すごく時間がかかる→途中でキャンセル→そこまでの分を復旧してみた。
うまくいったように見えたが、どのファイルも開けることができず失敗。

PhotoRec
英語版のみだが、使い方を説明しているサイトがある。
・スピードが速い。
・winだけでなくmacやLinuxなど他のOSもOK。
・ファイル形式がFATやNTFSなど選択肢が多い。
・復旧するファイルの拡張子を選択できる。絞り込めば当然早い。
・指定の拡張子に該当するか検索を掛けながら順に自動復旧される。
・途中ストップ可能。
・復旧されるファイルはセクター番号で表されるのでファイル名の付け直しが必要。
・他のパーディションや別ディスクへ保存可能←やりなおしがきく
↑ だいたい必要なファイルは復元できたのでphotorecで作業を続けることにした。