晴れ/曇り
浴室防水工事・雑工事・加工・わらジュラク塗り・給水配管
木工事 橋本工建 柳浦 1人
防水工事 北川瀝青 荒木・宮本 2人
給排水 衛生工事 中田 1人
左官工事 大橋左官 大橋 1人
現場員 川端

浴室入り口ドアの下枠
浴室入り口ドアのサッシュ下枠と防水の納まりにいつも悩んでいたのだが・・・。
サッシュ下枠の浴室側で防水は留めにくい。脱衣室の床下地まで
防水を巻き上げても防水とサッシュの間から湿気が脱衣室側に
あがってくる。下枠への詰めモルタルに防水剤を入れたところで
気休めにしかならない。
それで詰めモルタルの代わりに、アスファルトを流し込むことに
した。これだとどう間違っても脱衣室側に湿気が登って来ようがない。
どうして今までこれ、思いつかなかったんだろ。
どんな納まりの本にもこういうの無いぞ。

防水完了
プチッと金属の針が飛び出ているのは『トンボ』という。
防水の後、保護モルタルを塗りのだが立ち上がり部分が剥離しない
ようにラスを留めるためのもの。防水が終わったあとでアスファル
トでトンボを付けていく。トンボの取付は防水の翌日施工です。

トンボ
撮影 橋本工建
定例会議 ←中止
現場 13:15-16:10
構造用合板は水に一度くらい濡れても大丈夫である。合板はJASで
規定されるのだが抜き取り検査で90パーセントが合格すれば認定
される。残りの10パーセントに写真の合板が入るわけで、現場とし
ては不合格品である。
構造用合板表面のはく離であり、接着材がきちんとついていない
のが原因である。ところがJASに合格しているのでメーカーは返品
に応じない。90パーセントは水に濡れても全然問題ないが、10パー
セントは一度水に濡れると写真のようになる。しかし、クレームと
しては受け付けないというのがメーカーの姿勢らしい。
だからといって、監理者がOKを出すわけにもいかず、建設会社に
しわ寄せがまわることになる。大抵は張り替えないから、建て主
にしわ寄せがいくことになる。誰も声を上げないので、この歪な
メーカーの強気はかわらない。

この現場では結構な枚数が張替となった