1994年04月30日 Sat

富山県

ニチマ倶楽部
設計 おおみ設計
施工 礪波興業
富山県礪波市三島町8-58
竣工 1990/11 

1404号室 村椿雅憲デザイン(回廊のある部屋)
昔、繊維会社の寮だった建物をホテルに改装したもので、幾つかの部屋をそれぞれのデザイナーが計画した部屋に宿泊するのが目的だったが、この部屋しか開いてなかった。ホントは「かまくらの部屋」に泊まりたかったんだけど・・・。

2棟の片廊下寮の間をアトリウムとして屋根を架けているため、片方は廊下を挟んで客室、もう一方はアトリウムに面して客室というプランニングになっている。改修前のスチールサッシュがノスタルジックで味がありいい感じを醸し出している。ヨーロッパのパティオに面した家のように、人の気配を窓越しに感じるっていい感じ・・・と眺めていたら、ベッドに寝転がっている人の足が見えて、アリャリャ! 見るにはいいけど、泊まるには反対側の部屋にしましょう。

このアトリウムにある花崗岩を組み合わせたテーブルは圧巻で一見の価値があるでしょう。宿泊しなくても、ここでお茶を飲むだけでも勉強になることでしょう。

部屋に入った第一声は「狭いねぇ・・・」。最近リッチなリゾートホテルを見学してきたので、ちょっと詰め込まれた感じは否めない。武骨だけど存在感のあるムクの木を彫ったベッドが鎖でぶら下がっている・・・と思えば、見えないように足がついていた。ぶらぶら揺れていたら気持ちよさそうなのに、それではラブホテルになっちゃうか ? 鉄と木と煉瓦がテーマのようだけど、鎖がぶら下がっていたりするとどこか SM チックで「女王様とお呼び !」なんてのが似合いそうで・・・。いいのかこれで ? 盛り上がる人もいるかも知れないけど。
ベッドルームの床は杭火石のような軟石っぽいやつ 
洗面所はポルトガル産ぽい花崗岩の磨き仕上 
バスルームは普通の 2,000×1,600程度で洗面が別のためちょっと使いにくい。でも、改修工事だし躯体が決まっているのでその辺はどうしようもないよね。くつろぐスペースが狭くて部屋自体の満足度はそんなにない。シティホテルのダブルよりちょっと広いくらいか ?

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1404号室の平面図


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二つの寮の間に屋根を架けてつくられた吹抜空間です。架構を受けるための鋼管の柱が別に設けられています。


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皆さんはテーブルでお茶しているので、花崗岩の席につくのはちょっと勇気が要るかもしれない。レストランは、こことは別にあります。


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花崗岩のテーブルの詳細。立派です。


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ね。ラブホテルっぽいでしょ ?


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ムクの木でできたテーブルと椅子。 ちょっと泥臭い感じ。