1992年11月01日 Sun

兵庫県の建築

こどもの館→星の子館→メリケンパーク→ハーバーランド→MOSAIC→六甲アイランド→甲子園都ホテル・「蔵」で吉福夫妻と夕食

ホテルサンルート姫路14,239
朝食(こどもの館)1,600・建物が良くても中でサービスされる料理がガックリだとその良さまで減ってしまう
姫路から神戸高速700
メリケンパーク・パーキング900
六甲アイランド・パーキング400
パン570

兵庫県立こどもの館
設計 安藤忠雄
施工 鹿島建設・竹中工務店・立建設JV 兵庫県姫路市桜山湖畔
竣工1989/07

建物の用途がどうであれ、自分のスタイル・創り方を頑として変えないのはある意味立派です。自分のきもちいいと感じる空間を創られていますよね。建築自信が目立つ必要もないし、子供に媚びることもしない。ニュートラルな空間を創ってそれを使う人が色づけをしていく・・・という考え方もあるでしょう。
一般の大人が使う施設と子供が使う施設とデザインに差を持たせる意味は何かはわからないし、どうすればいいのかもわからない。でも、私にとって楽しそうな空間には見えませんでした。内部空間を富山県こどもみらい館とこのこどもの館を子供に比べさせたときにどちらを選ぶのでしょう。あまり綺麗に造りすぎるというのは、楽しさに欠けます。

多摩センターのニュータウンの失敗は、ごちゃごちゃした「裏」的な一杯飲み屋街の無い美しい街を造ろうとしたところにあります。美しい整理整頓された処に惹かれる反面、ちょっとグータラな気の抜けるような空間もないと疲れてしまいます。 
こどもの人数が減少している時代ですから、将来美術館に改装するのも容易・・・なんて考えているはずは無いでしょうが、ドライブがてらのデートスポットと考えれば、いい施設かも知れません。

屋上劇場へは廻り階段で上がるが、水が吹き込むのでしょう、土嚢が積んであった。半屋外とテラスの境界部分にも・・・。 
この施設の打放し壁の天端は、上向きのアール状に金ゴテでピカピカ押さえになっていました。 
大きい、とてつもなく大きいスチールドアは、全てオートドア。タッチスイッチ。 
朝、掃除のおばちゃんが、水の中にまで入って枯れ葉やゴミを拾っていました。レストランのウェートレス以外の職員の方は挨拶も丁寧でいい感じでした。レストランはまずいし応対は悪いしサイテー。(今はどうかわかりませんが、当時の話ね)

ある部屋の入り口に「ここは子供のみならず親の教育の場でもあります。良い父・良い母・良い大人を演じて見せましょう」との看板が置いてあったのを、変な文章だと思ったのは私達だけでしょうか ?

巨大なこどもの館よりも星の子館の方が小さいのでソフト側で楽しく色づけできているように感じました。宿泊施設・レストラン・卓球台(ちょっと変わった形をしている)・図書室(コミックまである)があって楽しめると思います。・・・が、大人だけで宿泊するより子供連れの方が割安になります。まぁ、施設の性格上の料金設定でしょうね。

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館名板


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案内板


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建物に沿って流れ落ちる水が向こうの池(桜山湖)につながっているように・・・見えないじゃん。ひとかわグリーンが細く入っているためにぶちこわしじゃない ? 何故こうなったのでしょう ?


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向こうの方にちらっと見えるのもこの施設の一部です。敷地の広さがわかります。


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巨大な施設だと感じますよね。


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敷地の奥の方にある工作室


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少し離れたところにある「星の子館」ここでは宿泊もできます。


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星の子館の屋根。アンテナを取り付ける位置ってこんなに低くていいの ? 雪が降らないとこれでいいのかも知れないけど・・・。

1992年11月02日 Mon

兵庫県の建築

ハーバーランド→六甲アイランド→兵庫県立近代美術館(ムンク展)→黒河さん宅へ→甲子園都ホテル

ハーバーランドパーキング1250モザイクのイタリアン3090
六甲アイランドパーキング600
フランス製マスタード他820
3時のお茶1100
兵庫県立近代美術館1000×2
図録と絵はがき2720
美穂さんにケーキのお土産1500
夕食2300
タクシー1960
ハーバーランド 
西武・ダイエー・阪急・せいでんのデパート街+モザイク
西武は多分デパート初のコンクリート打ち放し。アトリウムにステージ+大画面TV。イベントの時はアトリウム際からみんながステージを見下ろしてみるんだろう。でも、イベントがないときは間が抜けたようでしらじらしい。打放しにしてもすごくコンクリートは綺麗だけど冷たい感じで、ブティックには合うけどデパートには違和感があるような気がした。(後日、西武は撤退したと聞いたが、まぁ当然でしょう。楽しくないもん) 
ダイエーと阪急の間は有楽町のマリオンのように吹抜のアトリウムになっていて、からくり時計・はたはた、なんかで盛り上がっている感じを出している。マリオンの時は阪急と西武で特色の違いを出すのに苦労したというが、ここは相手がスーパーのダイエー。阪急としては飲食店はモザイクにとられるとわかっていたのか店数は多くない。ダイエーはゲーム機を置き、真ん中に安っぽいテーブルと椅子を持ってきて、その周りをクレープ・たこ焼き・焼きそば・などの軽食の店(プールの周りにあるようなやつ)。まさに天と地。 
モザイクは今回の一番の収穫だった。ウォーターフロントの開発が進んでいるけど、東京のはなんかすました感じだし、モザイクはスケールが人間的で親しみやすい印象でしょうか、やたら人が多い。ブリッジ・ベンチ・緑・木のデッキ・食事もピンキリでレストランからファーストフードまで。看板も各々が勝手にやると目立ちたがりが得をしてしまうから、我も我もとなってしまうが、大きさ・色まで規制してしまうと、つまんなくなる。ある程度大枠を決めて後は各自が考えてとなると、統一がとれていないようで、なんとなく繋がりがあるいい感じが出せるように思います。そういう良さがここにはあって、それは建物の良さというよりプロデュースやソフトの良さなんだろう感じました。

モザイク
監修 杉本貴志+スーパープランニング
施工 竹中工務店他JV
兵庫県神戸市中央区東川崎町1-6-1
竣工 1992/09

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案内板


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ブリッジ・プランター・つぼ、などが楽しさを引き出す役割もおっていて、街を歩く楽しさを持った商業施設です。

1992年11月03日 Tue

兵庫県

甲子園都ホテル→赤煉瓦の改修→宝塚造形大学→ヨドコウ迎賓館→金沢

甲子園都ホテル41,349
ガソリン(宝塚)3,744
昼食3,254
ヨドコウ迎賓館1,000
豊中から金沢6,000

兵庫県の建築

宝塚造形芸術大学
設計 アンドレ・ボジャンスキー(基本設計)・長谷川紘都市・建築研究室(実施設計)
施工 奥村組
兵庫県宝塚市切畑字長尾山2-1658
竣工 1987/03

ボジャンスキーはコルビジェが死ぬまで使っていたアパートメントの部屋を事務所として設計しています。最後のチーフだった人です。その事務所を訪ねたときに、この学校の模型を見せて貰いました。ところがオバカサンの私は知らなかったのです。気分害したろうねぇ。日本に戻って早速観てきました。 そういう弟子だった人の立場ってちょっとつらいものがあるよね。全く違う路線をとるわけにも行かず、かといってそっくりなものを造ると批判を浴び・・・。 全体的にプロポーションが太めな印象を受けたのはフランスと日本の法規制のせいですか ? それともボジャンスキー氏のやり方ですか ?

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なんとなくコルビジェ


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でも、やっぱりコルビジェじゃないんだよね
淀川製作所迎賓館
旧山邑家住宅 F.L.ライト
兵庫県芦屋市山手町3-10
竣工 大正13年

だいたい建築の好みはコルビジェ派・ミース派・ライト派の3つに分かれるんだけど、僕にはあまりライトの良さがわかりません。

玄関のドアがちょっとみすぼらしく正面玄関に見えないのは何故 ? 「玄関」のとらえ方が僕たちと違うのかも知れない。そういう違和感が結構あって・・・部屋の上の方に付いている10cm×20cmくらいのしつこいほど沢山の換気小窓。使用人が一つづつ開け閉めしていたのだろうか。そのための棒がどっかに掛かっていないか探したけどなかった。ホントに開閉していたんだろうか ?・・・とか。ドアノブの高さが1.2〜1.3mについていて、イヤに高いのは外国人の身長との差でしょうか。すごく気持ち悪かった・・・とか。屋上のテラスの笠木はぬるっと吹付が廻っているだけだったけど、オリジナルは笠石を置いて、その下の腰壁も石の透かし風になっていたんだろうか・・・とか。