SalzburgHbf 08:12→11:05 ウィーン西駅 (
Wien Westbahnhof)→Hotel
Anatol→Otto Wagner,Holein,
Sezession,
AlteDonau,ウィーン中央銀行(
Zentralsparkasse)
ザルツブルグのホテル(590ASのうち) 490AS
ウィーンのホテル手数料 35
ホテルデポジット 650
72HRネットカルテ 102×2=204
モーツァルトのコンサートチケット内金(310ASのうち60AS×2) 120
昼食
焼き飯 45×2=90
水 12
ジャスミン茶 18
春巻 18
チップ 2
ワーグナーのKarlsplatz Museum 15×2=30
絵はがき 86
セゼッション館(クリムトの壁画) 15×2=30
ビールとソーセージ(+チップ8) 150
バナナ5本 11
計 1946×10.7=20,823円
ザルツブルグ駅 (
Salzburg Hbf)

タイバー

ピンの柱脚

ザルツブルグのホテルのレシート。デポジットを引いて490AS

インフォメーションでのホテルの予約カード

ホテルのカード
Hotel Anatol 114号室
ウィーンには11:05に到着。いつものように駅のインフォメーションでホテルの予約をする。昨日のザルツブルグは田舎で590シリングだったから都会のウィーンでは590シリングくらいで良いホテルに当たるかなと期待して受付のお姉さんに希望を伝える。かなり事務的に応対され、地図で場所を教えて貰うときも彼女自身は場所を知らず、他の人に聞いてようやくわかる始末。うーん期待しない方がいいかなぁ・・・と不安になりつつ歩いていくと駅から10分くらい。周りにはホテルらしいのはなく、このホテルだけが建物の間に挟まれて存在するって感じ。なかに入ると、な・なんとシティホテルだった。奥行きが深くて裏の通りまで中庭を挟んでずっとホテルになっている。最近改装をしたのかインテリアも今風で綺麗。家具は特注モノでデザインされている。冷蔵庫まではなかったけどTVもあり朝食付で7000円くらい(2人でね)。日本と比べるとかなり安い感じがする。これは大ヒットでした。
僕たちの部屋は広い奥行きが30mくらいある中庭に面しているので、今晩は静かに眠られるでしょう。清潔なホテルだと服とか荷物を棚に出す気になる。ただ、パスポートを預からせてくれと言われた。さすがに大きいこんなホテルにリュックで来る人はいないのかもしれない。さっきは前に大きな団体用のバスが停まっていた。

スーパーでバナナ5本

ウィーン72時間パス。裏の注意書きにめずらしくも日本語まであった。

オットー・ワーグナーのカールスプラッツ駅の美術館
ウィーン中央銀行 (
Zentralsparkasse)
1979
Favoritenstrasse 118,Vienna,Austria
Gunther Domenig
ペデストリアンに面して建つこの銀行。銀行がよくこの設計にOKを出したなって・・・だってすごいんだもの。映画の・・・宮崎氏の「風の谷のナウシカ」に出てくる眼がいっぱい付いている怪物「オーム」が二段重ねになったようなファサード。ぐっちゃぐっちゃなんだけど、ステンレスパネルなんか、無理なく納まっているところが怖い。どういう図面を描くんだ?鉄骨の溶接も荒々しいが、美しい納まりを追求しているわけでもなく、かといって汚らしいわけでもない。建物全体がアートしていて、押棒やドア、空調ダクト、吹出口、全てそのための素材になっている。
普通銀行は内部の見学を許してくれないところが多い。これは日本だけではなく外国でも同じだった。スカルパのバンカ・ポポラーレもそうだったし・・・でもね、「日本からこの建物を見るために来たんだ」と眼をきらきらさせてお願いすると、パンフレットをくれて案内までして下さったのは、ここだけ。「写真を撮っていいか ?」と聞くと、「もちろん !」だって。
多分世界中の若き建築家のたまご達が、この建物を見に来るのだろうが、パンフレットまでくれるというのは嬉しい。いくら宣伝になるとはいえ、日本ではありえないよね。

太い歩行者道路に面した建物の間にはさまってちょこっと座ったオーム

ファサードの見上げ

歩行者道路に向かって口を広げるエントランス

エントランス上部の複眼

地下鉄の出入り口側からみる

ドア周り。変な形をしているけど階は違っても共通だった

ファサードのサッシュとそれを支える梁。銀色にうねっているのは空調ダクト

窓を開けるために腰壁から渡り板がかかっているのには笑っちゃうね

見下ろすと階段の右側に「手」がへばりついている

下から手を見るとこうなる

ガラスの引き戸・・・4枚引きか

ドア・・・左右の引手は違う形
カールスプラッツ駅 (Karlsplatz)

地下鉄の降り口

反対側のファサード
セゼッション館 (
Sezession)

建築史の教科書の写真の通り金のタマが乗ってる

ファサード左面の壁に

ドア

手摺と手摺子。シンプルだけど、これ・・・素晴らしいなぁ。

これは外部の手摺。当然グレードは高級仕様。
Alte Donauウィーンの地下鉄のサインが美しいので、いろんな駅で降りてみる。ちょっと郊外のAlte Donau で途中下車。ヨットの浮かぶ湖やドナウ川に釣り糸をたれているおじさんなんかが居るのを観て、駅の外へ出てみる気になった。駅を出て右斜め向かいの川沿いに、広い前庭があり、そこにテントを張ったテーブルの出ている店を見つけ入ってみる。ビールとソーセージを頼むと、パンが付いてきた。会社の帰りとか、ちょっと一杯飲みに来るといった感じで、お客さんはみんなくつろいでいい感じ。庭でビールを飲みながら話は弾む。

ホームの内装

ホーム

消火器や非常用の電話など

上の「←Kurzzug」は短い電車は向こうで停まるって意味

吸い殻とゴミ入れ

ベンチ・・・子供かっ?

階段の手摺。大人用と子供用という意味だよね。

公衆電話
Hotel Anatol
綺麗で陽当たりの良い部屋に満足